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冨山一郎氏(同志社大学)のレビュー

インパクション192号

「観客席に座っているのは誰なのか?」
『ショック・ドクトリン』(M・ウィンターボトム/M・ホワイトクロス監督)

 

 

オソロシイが観てほしい!

 世界中の貴重な映像を巧みに編集して、福祉国家や労働組合運動がいかに破壊されてきたかを描くことに成功した作品。明らかになるのは、社会の徹底した破壊と資本の自由のための再構築。オソロシイが観てほしい。(河添誠/首都圏青年ユニオン青年非正規労働センター事務局長)

 

 

<惨事便乗型資本主義>のつくられ方

 20世紀の一時期、世界は資本主義から社会主義へ移行し、より平等な社会がやってくると信じる人々がいた(わたしもその一人だった)。しかし実際は、歯 止めのきかない貪欲な資本主義が甦ってきた。1970年代に台頭した暴力的「市場原理主義」の路線は、癌のように浸潤し増殖していった。ナオミ・クライン は『ショック・ドクトリン』の大著で、その歴史ーーチリのクーデターにはじまって、ソ連の崩壊、イラク戦争等々の歴史的なショックの実体を暴いた。彼女は 歴史思想家だけでなく、戦争や自然災害などが起きると、その<現場>に行って調査するジャーナリストでもある。それが同名のドキュメンタリーを生み出し た。1%が99%を支配する世界がどうしてつくられたのか。映画は、そのまま3.11後の日本の現実と重なる。本邦初公開の傑作。(木下 昌明)

 

 

東京平和映画祭上映会(2013年9月21日) ツイッターより

  • 危機に便乗する、まさに火事場泥棒のやり口。311後の日本にもどこか通じるものがあってゾッとします。機会があれば、一見をおすすめします。
  • かなりショックな内容。必見の価値あり!!
  • 映画版『ショック・ドクトリン』は衝撃的だった。99%の本当の敵は無知。

 

「歴史が頭の中でつながった!」〜レイバー映画祭アンケートより

●レイバー映画祭2013 7月27日 約300名が鑑賞

・とても充実して大満足です。「ショック・ドクトリン」目的でしたが、それ以外も良作だったと思います。

・とにかくすごい。「ショック・ドクトリン」のDVDまっています。

・「ショック・ドクトリン」、衝撃的でした。

・「ショック・ドクトリン」、映画になってポイントがコンパクトにまとまって良いなという感想です。

・現実の今、世界でおきていることを知った。

・とても刺激になりました。周囲にも共有してみたいと思いました。

・ショック・ドクトリンについて、自分でも勉強してみようと思いました。

・若い人たちに見せたい!しかし少なくて残念。

・「ショック・ドクトリン」、映像はさらにショックでした。権力者を絶えず凝視しだまされないこと、その為には勉強を怠らないことです。

・「ショック・ドクトリン」、よくぞ映画に。

・いままで知らなかったことばかりで、とても勉強になりました。

・日本だけ見ていては視野が狭くなりますね。ショック・ドクトリンは、世界が一部の人間のいいようにされているということ。

・今の世界を知る上で勉強になりました。

・「ショック・ドクトリン」やはり民の声を大きくしなければと再確認しました。

・目指すべき社会像と現状の危機、両方を認識することが良かった。

・ショック・ドクトリンの内容はすさまじく、新自由主義のツケが国民に強いた事実に驚愕しました。

・ショック・ドクトリンは、歴史が頭の中でつながった!と思えました。

・どの映画もよかったのですが、ショック・ドクトリンが印象に残りました。

・「ショック・ドクトリン」のナオミ・クライン氏の最後の言葉が、心にしみました。

・「ショック・ドクトリン」 拷問と新自由主義経済政策が果たした役割は、それぞれにはその通りだろうと思うのだが、最初から互いに企図されていたように映画を読み取ると、そうなのだろうかと思ってしまう。もっと事実やデータを積み重ねるような丁寧な実証が必要ではないだろうか。私にとっては、今ひとつ説得力に欠ける気がした。

 

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